Monthly Archives: 7月 2014

こんなのも作ってみました。

photo上越には歴史のある高田の陸自がありまして、こんな生地も手に入ってしまうのであります。あちこちで内戦が起きていて世界中がもうヤバいかなあという時だからこそ、あえて作りました。迷彩柄というとどうも軍モノの様で何とかならないかと考えてステッチを赤にしてみたりして。わざわざ迷彩なのに赤で目立てさせ、そのイメージを”ピース”に向かっていきたいということです。まあこんなこともしてみました。
もっともアウトドアグッズというのも大きな戦争が起きるたびに素材が開発されたり、機能性の向上をしていて軍モノとは深い繋がりがある歴史だけれど、キンズキャンプの想いは軍モノ素材に拘ってモノ作りをしている訳ではなくて、実体験を通しての思い入れ具合でデザインするので、軍モノに関してはどちらからというと古典的な”ピース”な着方が中心です。このあたりを大切にしていきたいと想っています。

同じものはありません。

shirts200sightキンズキャンプでオリジナルのアウトドアシャツを作ってみました。一点一点素材も色や柄も違います。僕の気に入った布をひとつづつ僕の主旨を理解してくれている日本の縫製工場のベテラン女工さんが手作りをしているからです。サイズも今のところ何となくメンズのLとSです。ミディアムというサイズに惑わされないで下さい。何となく大きかったり、小さいのです。そんなシャツを作ってみたのは今まで僕がこの手のシャツは極端に大きすぎることもなく小さすぎることもないモノを自分のサイズとしてきた訳で、キンズキャンプはそんな着方の提唱もしてみました。基本としている身幅や着丈はありますが、それぞれの個性で皆さんで着こなして下さい。僕はこの手のシャツの便利性はゆったりときることにしています。袖が長すぎる時にはまくれば良いし、肩幅が大きすぎる時にはそれなりに可愛く着こなして下さい。それなりにです。サイズを自分なりの着方として下さい。まあ男はLを女の方はSをということです。僕としてはそれぐらいでいいでしょう。ということです。
アウトドアの変わりやすい気象の中で必要とされるのは利便性だと想いますが近頃では機能と価格を優先過ぎて市販のものには所有する楽しみが僕には感じられません。そこでこのシャツは僕が大事に23年修理をしながら使い切ったモノをベースに作りました。各部の補強パーツやまあ色々とやってみました。今のところ既にモノも出来ていないのにオーダーして下さった方々の分しか手元にはありませんが、何しろベテランの女工さんの手仕事なのでオーダーをいただいてから時間をいただくことになると想います。

今まで長い間ショップの方が準備中でしたが、そろそろ構築出来そうです。今しばらくお待ち下さい。先ずは現物を見なければという方は9月の11〜13のブラザーフッズミーティングにて確かめて下さい。場所は今年から新潟県の糸魚川市ヒスイ峡の高波の池キャンプ場です。国道148から7キロ入った長野県と新潟県の県境に近い場所です。2014Brotherhood meetingについては次のご案内で詳しくやります。
八月のタッチや九月の松本キャンプにも間に合うかも..。